つぶやきば@はてなブログ

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日本一遅い「2016年エロマンガ私的傑作選」

それでは予告致しました「2016年エロマンガ私的傑作選」を始めてまいります。

杜若かなえ『母妻互姦』(ティーアイネット

「読んでて良かったCOMIC MILF!」というキャッチフレーズが急に思い浮かんだのでとりえあず書き記しておきますw それはともかく「杜若」がよめなくて作者別・あいうえお順に並んでる棚の「し」(「社」に見えていた可能性が高い)とか「も」(「杜の都」というフレーズから)とか「や」(「社」に見えていて「し」じゃないなら「やしろ」だから「や」だろう)の棚を探しては「ねぇなぁ…」とかカマしていた時代が懐かしいし恥ずかしいです!まあそれもともかくとして、冒頭から始まる3話構成の中編「麗花艶花」の義母・雪月さんがエロくて素晴らしかったです。目元のホクロって何でエロく見えるんでしょうねぇ…。

しーあーる『戦乙女、快楽ニ呑マレイク』(キルタイムコミュニケーション

触手系・丸呑み系でおなじみしーあーる先生の単行本ということで購入。丸呑みがあったり快楽堕ちがあったり触手陵辱があったりと、その手の嗜好がある諸氏はマストバイなのであります。

国崎蛍『子供だってエッチなの』(ティーアイネット

先月末を持って「夢幻転生」と統合した、帝愛が誇る最終兵器エロ漫画雑誌「BUSTER COMIC」で連載されていた作品をまとめた初単行本。「LO」に載っていても全く不思議ではないロリハーレムもの。その手のジャンルが好きな諸氏にはたまらない一冊となること間違い無しでしょう。

◯Sian『生ハメ☆ギャルびっち!』(ワニマガジン

 タイトル通り色んなビッチ女性が出て来る一冊でございますが、個人的に一番のお気に入りは短編「トイレママ」であります。

◯ハルサワ『真面目な私の言えない淫らな才能』(クロエ出版

過去作での印象から「今回はどんな酷い(褒め言葉)エンディングが待っているのだろうか…」と身構えていたら意外にもソフトな感じだったで若干拍子抜けしたところもありましたが、エロ描写に関してはソフトではなくハードでしたので満足致しました。次回作にも期待したいですね。

◯柚木N'『ずっと好きだった』(ティーアイネット

表題作全7話+書き下ろしのエピソードと、単行本1冊丸々使うだけあって、幼馴染が開発されていく過程を丹念に描写されており、しかも快楽に堕ちる描写が幼馴染のやってきた水泳と絡めて描いていて、それが非常に秀逸であったなぁと。NTRというカテゴライズが果たして正しいのかは分かりませんが、エロい一冊であったことは間違いありません。

◯愛上陸『夢見ル乙女』(ワニマガジン

クソゲーオブザイヤーにおいて「年末の魔物」という表現がありますが、個人的にエロマンガ業界においても「年末の魔物」は存在すると考えております。単純に言ってしまえば「年末にはどエロい単行本が発売される!」ということなんですけどねw

何故こんな話を枕に持ってきたかと申しますと、2014年の12月も、2015年の12月も、年間ベスト1に入る(もしくは入った)作品が12月発売でした。そして2016年に発売されたエロマンガにおいて極私的MVPの栄冠に輝いた本作も12月発売だからです。

語尾に「乙女」が入った3話+書き下ろしの中編と、語尾に「カノジョ」が入った前後編2話の短編、この2つの作品が大変素晴らしかった!特に「カノジョ」の方X-EROS連載時において1話完結の短編だと勝手に思っていただけに、その破壊力は通常の3倍くらい叩き出しました。これが商業初単行本とのことなので、今後も非常に楽しみな漫画家さんであります。